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中古または新古のスマホを購入したいけれど、販売サイトでよく出てくる「SIMロック解除」って何?「SIMフリー」とは違うの?
自分の使ってるSIMカードは使えるの?などなど、SIMフリーやSIMロック解除の疑問を徹底解消します!

SIMフリーって何?

そもそもSIMフリーって何?と言う疑問をお持ちの方に対してできるだけ簡潔に説明していきます。
まず、「SIMフリー」には対義語があり、この対義語から理解するとわかりやすくイメージいただけます。
「SIMフリー」の対義語は「SIMロック」という言葉で、これは「特定のキャリアのSIMカードでしか通話やネット接続ができない状態」を指します。
そしてSIMフリーとは、ドコモ/au/Softbank/mineo/イオンモバイル/LINMOなど、いずれのキャリアでも通話やネット接続が可能な状態のことです。
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SIMロック解除って何?

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前章で説明した「SIMフリー」、そしてその対義語にあたる「SIMロック」に加えて、販売サイトでは「SIMロック解除」という言葉もよく出てきます。
この「SIMロック解除」とは、もともとは「SIMロック」だったロック状態(制限)を、キャリア公式サイト上で手続きを行なうことで解除し、「SIMフリーと同等」にした状態であることを意味します。

SIMフリーSIMロック解除の違い

前章で説明した「SIMフリー」、そして「SIMロック解除」、どちらも契約しているキャリアに関係なく使える状態の端末(スマホ・タブレット)なので、 ざっくりいえばこの2つは同じものと捉えることができます。
しかし、微妙に違いがあります。その違いとは、アメリカのAT&Tやベライゾン、中国のチャイナ・ユニコムなど、海外のSIMカードを使用する場合です。

Tips

国内で使用することを目的としている方は、「SIMフリー」と「SIMロック解除」の違いを詳細に理解しておかなくても支障はありません。
ただし、「海外で使うスマホの購入を検討している方」は引き続き以下をご覧ください。(若干話がややこしくなりますので)
出張や旅行などで海外キャリアのSIMカードを使用する場合、SIMフリーのスマホは使えるがSIMロック解除したスマホは使えない、というケースが存在します。
これは、端末がそれぞれ実装している通信のバンド帯域が異なるためです。
たとえば、auのSIMロック解除をタイ国内で使うとき、タイの通信キャリアAは使えるが、通信キャリアBのSIMカードは使えない、というケースが存在します。
したがって、海外での使用を検討している方は、使用予定のキャリアのSIMカードが購入するスマホで使用できるのかどうか、正確に把握しておく必要があり、SIMロック解除された端末ではなく、もともとSIMフリーの端末を購入いただくのがベストです。

まとめ

これまでご紹介してきたように、SIMフリーには

  • ・ 最初からSIMフリー状態のもの
  • ・ SIMロックを解除してSIMフリー状態になったもの

との2種類が存在します。
この2種類の違いは、前者はメーカー(AppleストアやGalaxy公式サイト)で購入した端末。
後者は、キャリアショップで回線契約とセットで購入したり、機種変更に伴って購入した端末
です。
日本国内の中古スマホで流通しているのは、弊社調べで前者が約1割、後者が約9割と、ほとんどが後者。
アップルストアでiPhoneを購入する人よりキャリアショップで購入する人の方が圧倒的に多いと思いますが、このことが影響しています。

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最後に

【用語解説】白ロムって何?

ダイワンテレコムのサイト内でも使用している言葉ですが、中古スマホの販売サイトでは、「白ロム」という言葉が出てくることがあります。
「中古スマホ」というもの自体があまり流通していなかった2010年頃によく使われていた言葉ですが、最近はあまり使われなくなりました。
この「白ロム」とは「電話番号登録がされていない端末」や「ただSIMを抜いただけの端末」を指す言葉で、SIMフリーやSIMロックとは一切関係がなく、単に「中古スマホ」と同じ意味です。
「ロム」とは電話番号のことで、電話がない(白い)端末、という意味から「白ロム」という言葉が生まれました。

Tips

SIMカードとは、イコール契約者情報、そしてイコール電話番号です。
しかし2000年代半ばまでは、携帯電話にはSIMカードが存在せず、携帯電話に電話番号が埋め込まれていたイメージです。
しかし、2000年代半ばにSIMカードが登場したことで、「電話番号が内蔵している携帯電話」と「電話番号を内蔵していない携帯電話」とが混在していた時代があったため、この時代に後者のことを「白ロム」と呼んでいたのです。

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